[読書]女性編集者の回想

きのうの空作者: 松本道子出版社/メーカー: 牧羊社発売日: 1989/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るものすごい久しぶり。生活が変わって家でPCの前に座ること自体が激減してしまった。 さてこれは「姉の本です」と渡されたもの。こうい…

美術館でお買いもの

・「修復された一高歴史画」東京大学駒場博物館、12月15日〜26日 数は少ないけれど「歴史画」の大きい絵がきれいになって出ていた。とはいえいわゆる明治の「歴史画」然としたものは観山のぐらいで、その他は歴史主題ではあっても、枠組みが古い感じがした。…

日本民藝館

さいきん読んだもの

お久しぶりです。櫛挽道守作者: 木内昇出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/12/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る工芸(体に特殊な動きを刻みこみ、その精度を高めてゆく)の話と、失われた絵(ものがたり)の断片を集め求める話。大変…

冬の舟

さいきん読んだ本からいくつか

海うそ作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/04/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (24件) を見るファンタジー要素が少なく、ネイチャーライティング的な作品。最近の梨木さんの小説の中でもすごくよかった。渡りの足跡 (新潮文庫)作…

ガチョウとハクチョウ

お久しぶりです。

タコとネコ

ガーゼてぬぐい。国芳の猫。大浮世絵展にて。

広島の工場?

工場作者: 小山田浩子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (28件) を見るこのあいだ芥川賞とった人の、賞以前の作品。表紙の絵がたぶんあそこで見た画家の作品だなあ…とひっかかっていた本。そして内容と奇妙に…

鉱山

瀬戸は鉱山のまちでもある。

瀬戸本業窯

近代の瀬戸のほとんどの窯屋が工業製品としての磁器生産に邁進するなかで、陶器生産を行ってきた窯。陶器は、江戸後期に瀬戸で磁器生産が始まる前までの瀬戸で行われていた本来の仕事、という意味で「本業窯」と呼ばれるのだそう。いま「本業窯」と呼ばれる…

瀬戸めぐり

友人と瀬戸めぐり。愛知県。やきもの(せともの)の街。なんだかちっとも書けないので、ぽちぽち写真を挙げながらちょっとずつ書くことにする(つもり)。

ごも

五目ごはん。麦藁手の碗。

なんじゃもんじゃ

ヒトツバタゴの別称。花の印象と名前の語感がどちらもしっくりこない。

窯のあな

実家滞在中

みつばちとチューリップ

あらーひと月以上も空いてしまった。

落ちる雁、画家と菓子

お客さんに出すお菓子を買いに近所の和菓子屋へ行った。 ・ケースの上の期間限定コーナーに「花菓子」という札のついている、薄紙に包まれて中身の見えないものがあっって、これなんですか?と聞くと、お彼岸にお仏壇にお供えするものです、との答え。ありゃ…

花の菓子

猪谷千香『つながる図書館』

つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)作者: 猪谷千香出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/01/07メディア: 新書この商品を含むブログ (39件) を見る公共図書館のこれからのありかた。「無料貸本屋」から「リサーチの拠点」へ、それ…

さいきん読んだ

発光地帯 (中公文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/02/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)作者: 高田郁出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2014/02/15メディア:…

咲く前の

やっぱり今年もチューリップを買う。八重のオレンジの。クシュクシュっとした咲き方だった。

生誕140年記念 下村観山展

横山美術館、2013年12月7日〜2014年2月11日 久しぶりに横浜美術館に行ったら、みなとみらい駅の真上=美術館の真正面にお買いものビルが出来ていた。やったー。レストランフロアもあったので行ってみたら混んでいた。 横山大観*1の盟友ながら、なかなか単独…

鴨の着水

今年も鳥たちは沼に来ている。失敗写真しかないけれど、鴨の着水の恰好は面白い。絵によく描かれて、変なバランスだなーと思うでもなく思っていたけれど、本当にあんなふう。 自転車に乗ってやってきて、パンをばーっと撒いて、なぜかすぐにばーっと走り去る…

雪の飾り

雪ではなく

大雪騒ぎが続く。うちの周りも30センチは積もって、ようやく路面が解けた日曜、野菜の棚がガラガラ。あの時みたい。そして雪ではなく鉄の弾状のものとかもっと恐ろしいものが降ってくるようになったら、こんなこともしょっちゅうになるのだろうな…と考えた…

夜の電車

正木香子『本を読む人のための書体入門』

本を読む人のための書体入門 (星海社新書)作者: 正木香子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/26メディア: 新書この商品を含むブログ (14件) を見るもとは印鑑用に開発された「淡古体」がマンガで「ホラー書体」として使われるようになった経緯が興味深…

黒田日出男『豊国祭礼図を読む』

豊国祭礼図を読む (角川選書)作者: 黒田日出男出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2013/11/23メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る豊臣秀吉の七回忌に盛大に行われた祭礼を描いた絵(主に3つある)を歴史学の視点で読み解くとい…

畳のうえ