[読書]女性編集者の回想

きのうの空

きのうの空

ものすごい久しぶり。生活が変わって家でPCの前に座ること自体が激減してしまった。
さてこれは「姉の本です」と渡されたもの。こういうのって悪い予感しかしないんだよなー(自費出版独特のあの感じ)と開いたら、だいぶ様子が違った。講談社に昭和18年から40年間勤め、昭和50年代に初の女性部長になったという人の回想エッセイ。三島由紀夫をはじめとする錚々たる作家たちの思い出。文章もとてもよく鍛えられたもので、さすが。もう一冊同じ著者の本が存在するそうなので、ついうっかり買ってしまった。