2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

描くに似た何か

ジャクソン・ポロック展、東京国立近代美術館、2月10日〜5月6日 陶芸家の孫である人が「うちのじいさんポロックが好きで…」と言っていたような気がするので行ってみた。お客さんのお洋服が全体的におしゃれでした。 本展の目玉である「インディアンレッドの…

さくらの色

昔とった写真をながめている

このように暮らす

肖像画の魅力ー歴史を見つめた眼差し

茨城県立歴史館、2月11日〜3月20日 こんな地味な時期にどうしてこんな凄いモノたちが?といぶかしみながら水戸へ。着いてからああ偕楽園の梅の時期だったと気づく。4年ぐらい前にも安田ゆき彦展を近代美術館に見に来たのでした。その時は梅には遅かったっけ…

さいきん読んだもの

・川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』講談社、2011 私この人わりと好き。過剰に転がるような言葉の感覚など。川上弘美『センセイの鞄』のオマージュですかというような設定。主人公はフリーの校閲者。どんなにやりつくしたつもりでも出版された後にミスが…

うれしくあそぶ

「新寄贈・寄託品展」千葉市美術館、2月4日〜26日 2フロアを使った展示で、下のフロアが「嬉遊会コレクション展」。嬉遊会とは、県内に住む江戸時代(など)の書画を好きで集めている人たちが何人かいて、この美術館の館長さんに頼んでつけてもらったものだ…

北京故宮博物院展もう一回

結局もう一回見に行ったのでした。混んでいたし後ろに約束もあったので、前回見た絵だけをもう一度。ひろひろとたなびく水の線、柳の陰の舟。 あそこに出ていたマキモノの絵の前後には(場合によっては絵の中に)たいてい歴代の閲覧者が絵に詩や文をつける。…

みているはくちょう