本屋をわたる

白隠展を見に、久々の渋谷。ブックファーストなど無くなって、本屋無いよね、とか言っていたのに結局4軒、日本橋でも1軒。もう本にうんざりしているはずなのに。
Bunkamuraナディッフ
美術書の本屋です。売っているカードを見て、昔々別の店舗に通い詰めていたころが思い出されて懐かしかった。

雪舟筆牧牛図 (みる・しる・しらべるコレクション)

雪舟筆牧牛図 (みる・しる・しらべるコレクション)

・東急の丸善ジュンク堂
センター試験効果か、ちっともちっとも手に入らなかった小林秀雄特集の芸術新潮と、今やっている領域のへーこんなのあったんだ、というブックレットなど。渋い渋い雑誌が置いてあるとかいいなあ。人文書のタイトルを頭に叩き込む。そういえばレンタルDVD屋と携帯屋と混然一体になっている地元の本屋にこのあいだ突如美学の専門誌が2冊も置いてあって思わず叫んだな。何だったのだろうあれは。
・渋谷パブリッシングブックセラーズ
東京の若者の読んでおくべき本が置いてありました。ガラス一枚隔ててお仕事をする人々。じっと見ちゃだめなんだよな、とチラチラ横目で見る。
「調べる」論 しつこさで壁を破った20人 (NHK出版新書)

「調べる」論 しつこさで壁を破った20人 (NHK出版新書)

タワレコの本屋:ミランダ・ジュライ祭りだった。映画がやっているので。あの黄色い本2年ぐらいずうっと気になっているのだけれども、図書館にあるかなあ。外国文学の面白そうな本がたくさんあった。洋書も翻訳本も一緒に並んでいる。ああコレ訳してコレ訳して!という気分になるね。待ち合わせだったので何も買わず。
日本橋丸善
ノンフィクションのフェアの棚が面白かった(特に片寄り具合が)。でもこの棚からは買わなかったか。このあたりをどうしようかと思ったけれど。
牛を屠る (シリーズ向う岸からの世界史)
さいごの色街 飛田
さきに別の棚で仕事の本と、これ。
女三人のシベリア鉄道 (集英社文庫)

女三人のシベリア鉄道 (集英社文庫)

川瀬巴水の版画展をやっていたのだけれど、額の微妙な傾きが気になって気持ち悪かった。みんな1度ぐらい(?)傾いていた。私物はあらゆるものが傾いているという性分なのにね。