さいきん読んだもの

十二国記シリーズ12年ぶりの新刊。短編集。架空の世界での日常。下級でも国家公務員になると「仙籍」に入り、家族と別れて不老となる。その孤独など。
身体のいいなり (朝日文庫)

身体のいいなり (朝日文庫)

頭だけで生きてきて、体の不調に関心を持たない生き方をしてきた著者が38歳で初期の乳癌となり、除去、再建という「闘病」の過程でがん以前より異様に元気になっちゃう話。というとものすごくポジティブで読む気がしないもののように聞こえるけれど、この人の本だからそういう話ではない。でもヨガはいいかも、と思いました。病に情緒とか因縁とかをくっつけないで考えること。