きょうはトイレの日

きょうはトイレの日。どういうわけか(ほんとに!)資料としての必要があってこんな本をちょうど読んでいる。須賀敦子のお祖父さんが水洗トイレの発展になかなか大きな役割を果たしていたということで載せてみます。お祖父さんは須賀豊治郎(1876-1925)*1といって、水道関係設備のかなり大きい会社(須賀工業、現存)の創業者。ジョサイア・コンドル設計の建築の衛生工事も任されていたとか。外国から水洗式便器を輸入したり、日本用の独自の和式水洗便器を考案したり、と、トイレ関係ではかなり大きな功績を挙げているらしく写真入りで紹介されています。この偉大なる豊治郎お祖父さんの没後に生まれた孫娘・敦子にヨーロッパの話を聴かせたお父さんはトイレ・水道の仕事を継がなくちゃ、という人だったんだなあ。もちろんこの本は須賀敦子について一切触れていません。

*1:お父さんも同じ豊治郎の名を継いでいるもよう