音楽困難

今年は秋のアレコレが3本と冬春の仕込みとか諸々諸々もあったりしてまあ大変な夏秋でした。
久しぶりに生で音楽を聴きたいなあと情報誌やら何やらで探すも、このへんではなかなか難しい。市民ホール的なところでは月に1本もコンサート(ジャンル問わず)があれば御の字という…。演劇はもっと稀。このへんに住んでいる音楽・劇好きの人はつらいだろうなあ。展覧会みたいに時間が選べないから東京とか県都でコンサート・観劇(夜)、となったら泊まりがけか深夜帰宅じゃないですか。「最近はシニア世代に合わせて演劇が昼の上演が増えた、会社づとめのある若い世代が観られなくて困るんだが」という記事を見かけたけれど、このへんから見に行く人にはいい傾向かも。
お店でのライブも検討したけれど、結局となり町の美術館でのコンサートに申し込んでみた。500円。友の会主催で、参加者の大部分はその会員なのか、顔見知りどうしも多いみたい。50歳以上の人が多い。若い演奏家弦楽四重奏だったのだけれど、第一バイオリンの人のチューニングがダメだったみたいで、前半は手に汗握る感じで一瞬耳をふさいだ(本人も「すいません、逃げないで」と言っていた)。ドキドキしたけれどまあ生の音が聴けて良かったです。