小江戸川越江戸絵画

川越市立美術館、11月16日(火)〜12月16日(日)
なんか呪文みたいだなーコエドカワゴエエドカイガ…と思いながら電車で川越。駅からバス。バス停からまた歩く。寒い!
川越はこの美術館のためにもう何度か来ているのだけれど、美術館ができるまでは私の中では「職人尽絵のある喜多院のある町」「岩佐又兵衛三十六歌仙絵のある町」という認識だったので、この2つが出るんじゃ行かなくちゃと思って出かけた。
この2つを中心に、関係のある作品を借りてきていろいろ比較したいう展覧会。
・職人尽絵:歌にからめてある「モノ」や「ヒト」をごろりと無背景に描いていた→だんだん背景が描かれるようになる(歌との絡みが弱くなる)というパターン。この絵は市民のみなさんも親しんでいるらしく、あ、これいつも博物館にレプリカがあるやつ。ホンモノ?ホンモノ!と言っていました。「ウチのまちにある古い絵」をみんなが知ってるっていうのはいいよな。
・歌仙絵:東照宮との関係。
図録にすごい気迫を感じる。こここれから読みます。
帰りは買い食いをしようと思っていたのだけれど、とっくにあたりは真っ暗になっているし、寒い。途中でコーヒー屋さんでカフェオレを飲んで駅まで歩く。観光で有名だけれど観光モードじゃなくても歩いて楽しい町かもしれない。