実況中継EDO

板橋区立美術館、9月3日〜10月10日
江戸時代の「写実」絵画の展覧会。「スケッチと真景図」「事件」「博物図譜」という3つの章で構成。
長谷川雪旦下図、子の雪堤が完成させたという「高嶋屋絵図」、江戸の酒屋「高嶋屋」の繁盛ぶりと御店の裏に広がる見事な庭を描く。立派な庭を造ったが倹約令が出て破却することになった。子孫はこの絵を見て驕慢をつつしむように、とあるけれど、どうみても「こんなスゴイ庭造ったんだぜ」という絵。雪旦(だったかな)は他にも豪農の屋敷と見渡す限りの田畑を六曲一双に描いていたな。こういう需要があるのだなあ。