本屋あそび

出先で仕事を終えてほっとして銀座をうろうろしていると、教文館の前に来る。ええと有名ですよね、入ったことはある気はする。雑誌の一階でクウネルを買いそうになり、いやいや小さくて軽い本を、と階段を上ると「作家の素顔・別の顔」(だったかな)という特集棚が。本業とは違う話(食べ物とか)の本や配偶者・子・孫らが書いた作家像など。へえ。展覧会みたいに書店の特集棚を追う人っているのかな。
売場の本体部分をぐるぐる回って、確保しては減らし確保しては減らしで3冊。今ここでしか買えないもの(たぶん)、小さくて軽いもの(といいつつモンキービジネスとか買ってる)。蝦名則『四月と十月文庫1 えびな書店店主の記』港の人、2011。目録で勉強させてもらってる本屋さん。細井平洲の絵ですか。
レジ精算の間にも目をキョロキョロさせる。階段の手前のさっきの企画棚(たしか)でやっぱりつかまる。内澤旬子『センセイの書斎』河出書房新社、2011。1月に文庫で出ていた。今本棚の全取っ替えと配置換えを目論んでいて、アノ本見たいなー、図書館で借りたっけなーと思っていたところなので確保してレジに戻る。ああ楽しかった。
木村家の二階でエビカツサンドを食べながら、センセイ方はやっぱりすごすぎて参考にならないわと思う。でも書斎のイラストをじろじろ眺めるのは楽しい。