2012-01-01から1年間の記事一覧

盗掘

人が見たら蛙に化れ作者: 村田喜代子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2001/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る10年ぐらい前に新聞連載していたのを改めて読む。唐津などの盗掘の話。そのうち佐賀に行きたいナー。

漕ぐ

浅草の夜

いつだったか浅草の通称ホッピー通りでの写真(でもハイボールって書いてあるな)。 半分屋台みたいなお店が連なっていておでんとか牛すじとかを食べる。2、3回行った。今頃なんかも夜風が気持ち良いだろうなあ。

のぞきみ

VERY (ヴェリィ) 2012年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: 光文社発売日: 2012/07/06メディア: 雑誌 クリック: 83回この商品を含むブログ (5件) を見る現実生活ではちょっと仲良くなれなさそうな人たちの欲望が渦巻いているさまを遠くからこわごわとのぞくとい…

金魚すくい

あずまや

最近読んで印象に残ったもの

・母の遺産―新聞小説作者: 水村美苗出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (29件) を見る・([お]9-1)困ってるひと (ポプラ文庫)作者: 大野更紗出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2012/…

木陰のかき氷

いちばん最近見たのはこれ。

・「吉川霊華展」6月12日〜7月29日 東京国立近代美術館、7月29日まで 大好きなレイカの展覧会。明治時代の絵からレイカになった瞬間に胸躍らせたり風に吹かれる線にうっとりしたり。「白描の人」だけれど色もきれいだって言ってほしいなあ。 白描ってこの世…

いま読んでるのはこれ。

叙情と闘争―辻井喬+堤清二回顧録 セゾンの堤清二=辻井喬の回顧。美術文化系の話を楽しみに、偉い人と偉い人がああしてこうしてという部分も勉強のつもりで読んでいます。三島由紀夫にムキムキな男ばかりが出てくる所に連れて行かれてぽかんとした話とか、ソ…

ざわざわ

最近は川ばっかりだな。深みにはまりそうだけれど(今度はついにアレやりたいな、アレ。)、残念ながらこの夏は(も)農繁期でお出かけの見通しは立たないなあ。 本も絵も見てるけど(いつもよりは少ない)、心がざわざわする出来事が多くて書くきっかけを失…

川あそび

暑いあつい休日、秩父鉄道に乗って長瀞(ながとろ)へ。沢のぼりやかきごおりや舟の川下り。帰ったら町も涼しくなっていた。

すみだ川

東京も川の上はしずか。

廃市

廃市 デラックス版 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2001/12/21メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブログ (10件) を見るやることがないあまりに芸事に身を傾ける旦那衆と死んでゆく美しい水の町の話。九州・柳川。 というわけで近くで舟…

舟の上

天童の夜

いまさら桜サクラというのは後ろめたいけれど。だってきれいだったもの。 天童の川沿いのしだれ。

入れ子の夢

寝過ごしたという夢を見て起きたら本当に寝過ごしていて10時だった! という夢を見て起きたら寝過ごしていなくてよかった。ああ疲れた。連休明けのエンジンがなかなかかからないわ。

桜と風船

今年はパリやワシントンに行った人の話を上目遣いで聞く連休でしたが(号泣)、私は細切れ休みを活用して天童などへ。公園にある巨大な将棋のマスにひとりぼっち感満載の体育座りをしたり、『三月のライオン』で島田さんがプレッシャーを受けていた例の横断…

さくらとみどり

見た

府中市美術館「三都画家くらべ」 毎度おなじみの芸風。長谷川雪堤、また頼まれて庭を描いてる。大坂画壇の絵を浴びるように見たいなあ。18世紀から戦前というスパンで三都を見てみたいなあ。来年は「かわいい日本美術」だそうです。 ・ボストン美術館 日本…

東京観光

2週間日ほど前、両親が泊まりにやってきた。きれいに住んでいるねというお言葉をいただきほっとする。お掃除ロボット・アン先生(アナバスという製品名なのでこう呼んでいる)の健気な働きぶりを披露。夜は蕎麦屋、のち家飲み。 翌日、ゴルフおたくの父は山…

最近読んだもの

・三浦しをん『舟を編む』 辞書編纂の世界。特殊なお仕事ものとしてもとても面白かった。特異な能力を持っているけれど世の中を生きにくい人が天職とめぐり合って、世の中をちゃんと生きてゆくはなし。 ・『ユリイカ2012年3月号 特集=辞書の世界』 ・村岡恵…

ヒナソウ

引っ越した。今度のうちは前より広いベランダがついているので、もうすこし暖かくなったらここでお茶を飲もうなどと思っている。という気分のもと、花の鉢を買ってきた。ヒナソウという小さな花の小さな鉢。 前の前の前の家には広いベランダがあったので色々…

描くに似た何か

ジャクソン・ポロック展、東京国立近代美術館、2月10日〜5月6日 陶芸家の孫である人が「うちのじいさんポロックが好きで…」と言っていたような気がするので行ってみた。お客さんのお洋服が全体的におしゃれでした。 本展の目玉である「インディアンレッドの…

さくらの色

昔とった写真をながめている

このように暮らす

肖像画の魅力ー歴史を見つめた眼差し

茨城県立歴史館、2月11日〜3月20日 こんな地味な時期にどうしてこんな凄いモノたちが?といぶかしみながら水戸へ。着いてからああ偕楽園の梅の時期だったと気づく。4年ぐらい前にも安田ゆき彦展を近代美術館に見に来たのでした。その時は梅には遅かったっけ…

さいきん読んだもの

・川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』講談社、2011 私この人わりと好き。過剰に転がるような言葉の感覚など。川上弘美『センセイの鞄』のオマージュですかというような設定。主人公はフリーの校閲者。どんなにやりつくしたつもりでも出版された後にミスが…

うれしくあそぶ

「新寄贈・寄託品展」千葉市美術館、2月4日〜26日 2フロアを使った展示で、下のフロアが「嬉遊会コレクション展」。嬉遊会とは、県内に住む江戸時代(など)の書画を好きで集めている人たちが何人かいて、この美術館の館長さんに頼んでつけてもらったものだ…

北京故宮博物院展もう一回

結局もう一回見に行ったのでした。混んでいたし後ろに約束もあったので、前回見た絵だけをもう一度。ひろひろとたなびく水の線、柳の陰の舟。 あそこに出ていたマキモノの絵の前後には(場合によっては絵の中に)たいてい歴代の閲覧者が絵に詩や文をつける。…